【小説】古畑任三郎vsAKB48※コピペだけどいいよね(///)その3
2011年10月27日 TCG全般Scene8-1
死体を隠してから、二人は前田のマンションで沈黙のまま篠田を待った。どのくらい経ったか定かではないが、
長い時が過ぎた。
インターホンが鳴った。前田は勢いよく立ちあがり、玄関に向かう。
「お待たせ」
前田がドアを開けると、篠田がいつになく深刻な顔を下げて入ってきた。そのあとから秋元、小嶋、大島、板野が続く。その面々を見て、前田が訊いた。
「あれ、みぃちゃんとなっちゃんは?」
「二人は実家だから、まずいかなと思って」
篠田が答える。二人は相談して一期生と大島・秋元を呼んだのだった。
「そっか」
前田が頷く。それきり、沈黙が降りた。皆経験したことのない、いやな沈黙だった。
破ったのは高橋だった。
「…やっぱり自首するよ」
「それはダメ!」
小嶋が声を荒げた。全員の視線が注ぐ。
「ごめん」
「でも、にゃんにゃんの言う通りだよ。私たちそのために集まったんだからさ」
板野がフォローする。
「まず、遺体をどうにかしなきゃね」
大島が言う。
Scene8-2
「事故に見せかけるっていうのは?」
「いいね」
小嶋の提案に秋元が頷く。
「凶器はどうする?」
篠田が訊ねる。
「それなら、私今度Not yetの撮影があるから、近くの湖に捨ててくるよ」
「指原とかに言って大丈夫かな」
前田が呟く。
「大丈夫でしょ。意外にしっかりしてるし、きたりえとゆいが脇固めてるし。協力者は多いほうがいいよ」
篠田が大島に頷く。
「そうと決まったら行動だね」
秋元が立ち上がる。
「うん。そうだ、たかみなはたかみなのママに電話しておいて。私の家に泊まるって」
「う、うん」
前田の指示に高橋は曖昧に頷き、おぼつかない動作で携帯を取り出した。
「よし。わたしと陽菜と優子で死体の細工をしに行く。あっちゃんも一緒に来て死体の場所を教えて。
ともは残ってみなみのサポートをお願い。才加はみぃちゃんと佐江に連絡しておいて」
「うん。わかった」
篠田が玄関に向かいながら言う。前田と板野が頷き、小嶋と大島が篠田に続いた。
Scene9-1
「ほんとに死んでる」
小嶋がぽつりと呟く。
「しょうがないよ。隠すって決めたんだから」
小嶋の迷いをさとったのか、篠田が言う。
「そうだね。やろう」
大島はシャツの腕を捲りあげると、死体の脇から胸前に腕をまわした。
「高校の保健で習った」
「この土手から滑り落ちたことにしよう」
篠田の提案を聞くと、優子は気合を入れて男の死体を引き摺り出した。
「あっちゃんは石をもって部屋に戻って。指紋ついてるかもしれないから、処理しないと」
「わかった。よいしょ」
「重い?」
小嶋が気遣う。
「そんなに重くないよ。大丈夫。でも、すごく変なにおいがする」
と、前田は顔をしかめた。
Scene9-2
土手の下では、篠田と大島が死体の頭を落ちていた大きな石に乗せている。
小嶋はそっと土手を下りてくると、ふと声を上げた。
「この人ってさ、あっちゃんのストーカーだったんだよね?」
「そう。それが、どうかした?」
「じゃあさ、あっちゃんの写真とか画像とかたくさん持ってるんじゃない?」
小嶋の鋭さに、二人は死体の頭に手をあてたまま息を呑んだ。
「事故に見せかけるんだったら、わたしたちと接点があったらまずいでしょ?」
「にゃんにゃん…」
「…そうだね。画像か。パソコンとか携帯とか?」
篠田が言う。
「パソコンって家にあるんじゃないの?」
と小嶋。
「そうだ。鍵は?外出してるんだから、鍵持ってるんじゃない?」
大島が興奮して言う。
「ジャンパーとジーンズのポケット探って。持ち物はとりあえずみんな出そう。指紋はつけないようにね」
篠田の指示で、三人は死体を探り出した。
死体を隠してから、二人は前田のマンションで沈黙のまま篠田を待った。どのくらい経ったか定かではないが、
長い時が過ぎた。
インターホンが鳴った。前田は勢いよく立ちあがり、玄関に向かう。
「お待たせ」
前田がドアを開けると、篠田がいつになく深刻な顔を下げて入ってきた。そのあとから秋元、小嶋、大島、板野が続く。その面々を見て、前田が訊いた。
「あれ、みぃちゃんとなっちゃんは?」
「二人は実家だから、まずいかなと思って」
篠田が答える。二人は相談して一期生と大島・秋元を呼んだのだった。
「そっか」
前田が頷く。それきり、沈黙が降りた。皆経験したことのない、いやな沈黙だった。
破ったのは高橋だった。
「…やっぱり自首するよ」
「それはダメ!」
小嶋が声を荒げた。全員の視線が注ぐ。
「ごめん」
「でも、にゃんにゃんの言う通りだよ。私たちそのために集まったんだからさ」
板野がフォローする。
「まず、遺体をどうにかしなきゃね」
大島が言う。
Scene8-2
「事故に見せかけるっていうのは?」
「いいね」
小嶋の提案に秋元が頷く。
「凶器はどうする?」
篠田が訊ねる。
「それなら、私今度Not yetの撮影があるから、近くの湖に捨ててくるよ」
「指原とかに言って大丈夫かな」
前田が呟く。
「大丈夫でしょ。意外にしっかりしてるし、きたりえとゆいが脇固めてるし。協力者は多いほうがいいよ」
篠田が大島に頷く。
「そうと決まったら行動だね」
秋元が立ち上がる。
「うん。そうだ、たかみなはたかみなのママに電話しておいて。私の家に泊まるって」
「う、うん」
前田の指示に高橋は曖昧に頷き、おぼつかない動作で携帯を取り出した。
「よし。わたしと陽菜と優子で死体の細工をしに行く。あっちゃんも一緒に来て死体の場所を教えて。
ともは残ってみなみのサポートをお願い。才加はみぃちゃんと佐江に連絡しておいて」
「うん。わかった」
篠田が玄関に向かいながら言う。前田と板野が頷き、小嶋と大島が篠田に続いた。
Scene9-1
「ほんとに死んでる」
小嶋がぽつりと呟く。
「しょうがないよ。隠すって決めたんだから」
小嶋の迷いをさとったのか、篠田が言う。
「そうだね。やろう」
大島はシャツの腕を捲りあげると、死体の脇から胸前に腕をまわした。
「高校の保健で習った」
「この土手から滑り落ちたことにしよう」
篠田の提案を聞くと、優子は気合を入れて男の死体を引き摺り出した。
「あっちゃんは石をもって部屋に戻って。指紋ついてるかもしれないから、処理しないと」
「わかった。よいしょ」
「重い?」
小嶋が気遣う。
「そんなに重くないよ。大丈夫。でも、すごく変なにおいがする」
と、前田は顔をしかめた。
Scene9-2
土手の下では、篠田と大島が死体の頭を落ちていた大きな石に乗せている。
小嶋はそっと土手を下りてくると、ふと声を上げた。
「この人ってさ、あっちゃんのストーカーだったんだよね?」
「そう。それが、どうかした?」
「じゃあさ、あっちゃんの写真とか画像とかたくさん持ってるんじゃない?」
小嶋の鋭さに、二人は死体の頭に手をあてたまま息を呑んだ。
「事故に見せかけるんだったら、わたしたちと接点があったらまずいでしょ?」
「にゃんにゃん…」
「…そうだね。画像か。パソコンとか携帯とか?」
篠田が言う。
「パソコンって家にあるんじゃないの?」
と小嶋。
「そうだ。鍵は?外出してるんだから、鍵持ってるんじゃない?」
大島が興奮して言う。
「ジャンパーとジーンズのポケット探って。持ち物はとりあえずみんな出そう。指紋はつけないようにね」
篠田の指示で、三人は死体を探り出した。
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