一応ラストです。一挙3話掲載ww
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
沢山の仲間がいたけれど、大会へ参加するもの、今回は…と見送るもの、行くけど見学するだけと様々だった。
盛り上がりを見せていた俺達も、いざ会場へ付くと緊張の色を隠せない。
トモ「緊張してんのかwwwwwww?」
俺 「うっせぇwww俺と当たって泣き見んなよwww」
ケン「あ!兄貴発見wwwww兄貴とは当たりたくねぇwwww」
ET「サイドボードでも練り直すか…赤対策は必須」
ヤマ「ライダーおまえ《無限のワーム/Endless Wurm》はどうしたwwwwww」
ライダー「絶対当たらな…」
???「参加者は受付用紙に記入してくださ~い」
声の主は当時20台でど田舎村だった我が市で大会を運営していた「椎名さん」(仮名)である。
トモ「見ろよあのファイル…マニアだぞwwwww」
今ではさして珍しくないカードファイルも、ど田舎である我が市では見たことも無い。
椎名さんは俺達中学生軍団から「マニアさん」または「コレクターさん」と影で呼ばれていた。」
椎名「それじゃ始めま~す。○○君対××君…」
椎名さんが参加者の名前を読み上げ、受付用紙をテーブルに置いていく。
ここからは、他の仲間の対戦の様子はわからないので、俺の様子になる。一回戦目は小学生相手だった。
俺 「(こんな小さい子もMTGやってんだ)おねがいしま~す。」
相手「じゃん!!けん!!ポン!!!先行wwwwwwwww」
俺 「!!!!!!!!!」
俺もゆとり教育だが、俺はゆとり教育の恐ろしさの片鱗を味わった。
スイスドローだったので、勝ち進むにつれ強敵と当たる事になる。
小学生…所詮は子供の浅知恵だった。土地事故した相手は俺の《アルゴスのワーム/Argothian Wurm》を
戻す事に精一杯で、土地をサクりすぎ更なる事故を招いていた。
俺 「優勝するには手加減してられない!!これでも食らえ!!!」
《スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elf 》のフィルター能力から飛び出した《火の玉/Fireball》
で小学生は死んだ。俺は勝ったのだ。
俺 「この《火の玉/Fireball》はケンと当たるまでとっておきたかったぜwwwww」
気分は斉藤一か飛影だった。次の対戦相手と当たるまでは…
みごと一回戦を勝ち進んだ俺達6人。なかなかのプレイングだったと思う。
俺の2回戦の相手はケンの兄貴の友達「KOさん」(高校生)だった。
俺「よろしくお願いしま~す。」
KO「お願いします。じゃあサイコロ振るよ。」
俺「!!!!!!!!!!!!」
俺達はじゃんけんでしか先攻後攻を決めた事がなかったのだ。
俺(なんてお洒落な…)
KO「先攻どうぞw」
俺「(気後れするな!)森、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》エンド!」
KO「緑か~ww沼セットして、《強迫/Duress。指定は《ハルマゲドン/Armageddon》ね。アブね~ww
1枚しかない俺の対ケン用秘密兵器その2はあっさりと捨て去られた。
俺(NOォooおおおあqwせdrftgyふじこl)
その後クリーチャーを展開するも、KOさんの《罠の橋/Ensnaring Bridge》により立ち往生していた。
KO「《偏頭痛/Megrim》出して《悪疫/Pox》wエンチャントとアーティファクト以外を1/3サクるよ。」
俺「??????????????」
数学が苦手で敗北の恐怖からテンパっていた俺は計算能力を完全に欠いていた。
ちなみに今も《悪疫/Pox》をプレイすると進行が一時停止します。
KOさんのエンプティハンドロックにレイプされた俺は自分のプレイングを見失った。
私(《悪疫/Pox》に…初めて…捧げちゃった…)
時計の針は12時を回った。
椎名「じゃあ午後は13時30分位からはじめるよ。ご飯はここで食べてもいいからね~」
コンビニで弁当を購入していた一同。
俺 「ケンは何食うの?」
ケン「カツカレーwww勝つカレーwwww」
俺 「負けてしまえwww下で待ってるからwww」
ライダー「俺弁当買って来るわ~」
その他一同「じゃあジュースとポテチとガムと・・・・・」
ライダー「そんなに持てないしwwwwww」
と束の間の休息中の俺達に近づいてくる高校生の男2人。
男A「誰か《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》持ってる?トレードしないwwww?」
男B「ちょっと勝負しようよwwww」
トモ「《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》3枚持ってます。レア見せてください。」
トモがどんなトレードしたのかは分からないがお約束通りシャークされた事は確かだった。
まぁお互いが満足していればいいのかもしれないが。
男BとETが勝負している間に俺はなけなしのレアを抱え椎名さんへ近づいた。
俺 「レア見てもいいですか!?]
椎名「いいよ。特殊地形は持ってる?」
特殊地形はあまり持っていなかったが椎名さんのレア集から一枚のレアを見つける。
イラストで絶大な人気を誇る《道化の帽子/Jester’s Cap 》である。
貧弱なレアでは手に入れることは出来なかったが、イラストの綺麗さもMTGの魅力だと感じたのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はい!ここまで!!
実は大会の前日に緑白だった私は《スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elf 》のフィルター能力に着目し、皆を出し抜くために赤をタッチしていましたw
小学生を焼いた《火の玉/Fireball》は邪王炎殺黒龍波のイメージですねww
特殊地形も持ってないのによく三色デッキを使う気になったなぁと我ながら思います。
そういう試行錯誤が楽しいのも事実ですけれどね。
ここまでしか書いてませんw
このあと、2勝3敗くらいで、あとは延々とフリープレイしたような気がします。
俺の家に行って調整しなおした記憶も・・・wもう曖昧ですねww
あの頃の俺たちにとって、この大会が全てでした。
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沢山の仲間がいたけれど、大会へ参加するもの、今回は…と見送るもの、行くけど見学するだけと様々だった。
盛り上がりを見せていた俺達も、いざ会場へ付くと緊張の色を隠せない。
トモ「緊張してんのかwwwwwww?」
俺 「うっせぇwww俺と当たって泣き見んなよwww」
ケン「あ!兄貴発見wwwww兄貴とは当たりたくねぇwwww」
ET「サイドボードでも練り直すか…赤対策は必須」
ヤマ「ライダーおまえ《無限のワーム/Endless Wurm》はどうしたwwwwww」
ライダー「絶対当たらな…」
???「参加者は受付用紙に記入してくださ~い」
声の主は当時20台でど田舎村だった我が市で大会を運営していた「椎名さん」(仮名)である。
トモ「見ろよあのファイル…マニアだぞwwwww」
今ではさして珍しくないカードファイルも、ど田舎である我が市では見たことも無い。
椎名さんは俺達中学生軍団から「マニアさん」または「コレクターさん」と影で呼ばれていた。」
椎名「それじゃ始めま~す。○○君対××君…」
椎名さんが参加者の名前を読み上げ、受付用紙をテーブルに置いていく。
ここからは、他の仲間の対戦の様子はわからないので、俺の様子になる。一回戦目は小学生相手だった。
俺 「(こんな小さい子もMTGやってんだ)おねがいしま~す。」
相手「じゃん!!けん!!ポン!!!先行wwwwwwwww」
俺 「!!!!!!!!!」
俺もゆとり教育だが、俺はゆとり教育の恐ろしさの片鱗を味わった。
スイスドローだったので、勝ち進むにつれ強敵と当たる事になる。
小学生…所詮は子供の浅知恵だった。土地事故した相手は俺の《アルゴスのワーム/Argothian Wurm》を
戻す事に精一杯で、土地をサクりすぎ更なる事故を招いていた。
俺 「優勝するには手加減してられない!!これでも食らえ!!!」
《スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elf 》のフィルター能力から飛び出した《火の玉/Fireball》
で小学生は死んだ。俺は勝ったのだ。
俺 「この《火の玉/Fireball》はケンと当たるまでとっておきたかったぜwwwww」
気分は斉藤一か飛影だった。次の対戦相手と当たるまでは…
みごと一回戦を勝ち進んだ俺達6人。なかなかのプレイングだったと思う。
俺の2回戦の相手はケンの兄貴の友達「KOさん」(高校生)だった。
俺「よろしくお願いしま~す。」
KO「お願いします。じゃあサイコロ振るよ。」
俺「!!!!!!!!!!!!」
俺達はじゃんけんでしか先攻後攻を決めた事がなかったのだ。
俺(なんてお洒落な…)
KO「先攻どうぞw」
俺「(気後れするな!)森、《ラノワールのエルフ/Llanowar Elves》エンド!」
KO「緑か~ww沼セットして、《強迫/Duress。指定は《ハルマゲドン/Armageddon》ね。アブね~ww
1枚しかない俺の対ケン用秘密兵器その2はあっさりと捨て去られた。
俺(NOォooおおおあqwせdrftgyふじこl)
その後クリーチャーを展開するも、KOさんの《罠の橋/Ensnaring Bridge》により立ち往生していた。
KO「《偏頭痛/Megrim》出して《悪疫/Pox》wエンチャントとアーティファクト以外を1/3サクるよ。」
俺「??????????????」
数学が苦手で敗北の恐怖からテンパっていた俺は計算能力を完全に欠いていた。
ちなみに今も《悪疫/Pox》をプレイすると進行が一時停止します。
KOさんのエンプティハンドロックにレイプされた俺は自分のプレイングを見失った。
私(《悪疫/Pox》に…初めて…捧げちゃった…)
時計の針は12時を回った。
椎名「じゃあ午後は13時30分位からはじめるよ。ご飯はここで食べてもいいからね~」
コンビニで弁当を購入していた一同。
俺 「ケンは何食うの?」
ケン「カツカレーwww勝つカレーwwww」
俺 「負けてしまえwww下で待ってるからwww」
ライダー「俺弁当買って来るわ~」
その他一同「じゃあジュースとポテチとガムと・・・・・」
ライダー「そんなに持てないしwwwwww」
と束の間の休息中の俺達に近づいてくる高校生の男2人。
男A「誰か《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》持ってる?トレードしないwwww?」
男B「ちょっと勝負しようよwwww」
トモ「《ファイレクシアの処理装置/Phyrexian Processor》3枚持ってます。レア見せてください。」
トモがどんなトレードしたのかは分からないがお約束通りシャークされた事は確かだった。
まぁお互いが満足していればいいのかもしれないが。
男BとETが勝負している間に俺はなけなしのレアを抱え椎名さんへ近づいた。
俺 「レア見てもいいですか!?]
椎名「いいよ。特殊地形は持ってる?」
特殊地形はあまり持っていなかったが椎名さんのレア集から一枚のレアを見つける。
イラストで絶大な人気を誇る《道化の帽子/Jester’s Cap 》である。
貧弱なレアでは手に入れることは出来なかったが、イラストの綺麗さもMTGの魅力だと感じたのだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はい!ここまで!!
実は大会の前日に緑白だった私は《スカイシュラウドのエルフ/Skyshroud Elf 》のフィルター能力に着目し、皆を出し抜くために赤をタッチしていましたw
小学生を焼いた《火の玉/Fireball》は邪王炎殺黒龍波のイメージですねww
特殊地形も持ってないのによく三色デッキを使う気になったなぁと我ながら思います。
そういう試行錯誤が楽しいのも事実ですけれどね。
ここまでしか書いてませんw
このあと、2勝3敗くらいで、あとは延々とフリープレイしたような気がします。
俺の家に行って調整しなおした記憶も・・・wもう曖昧ですねww
あの頃の俺たちにとって、この大会が全てでした。
コメント
いやぁ仲間が多くて羨ましいですね~
自分の時代は他のTCGが流行ってたんで誘っても仲間が増えなかったんですよね汗
それはもう中学のときは学年の男子半数以上が何らかの形でMTGをかじってましたからww遊戯王やポケモンを掛け持つつわものもいました。
女子プレイヤーもいましたよ!その人のお兄ちゃんが強くてwwその人のお兄ちゃんと、文中のケンのお兄ちゃんが同級生で、そこから情報や未知なるカードが流れてくるんですね~
懐かしいw
かなり居ますねw
>>女子プレイヤー
居るところには居るんですねw
お兄ちゃんが居るなら何となく納得ですw
ぶちょー曰く仙台に激動サイカトグを完璧に使いこなす小学五年生の女子が居たそうですwww
激動サイカwww俺の高校の頃の唯一まじめなデッキwww
仙台恐るべしwww
自分は始めてMTGを買った時に道化の帽子(5th)を引いたことくらいしか覚えてないですね(^_^;)
それと、リンクさせてもらいました。
よろしくお願いします!
ありがとうございます。お恥ずかしながら書いてみたりなんかしてww
私は、道化の帽子とか、停滞とか独特なタッチの絵がすごく強烈に印象つけられています。
ちなみに初めて引いた5版のレアは風鳴りの精ww
リンクさせていただきました。よろしくお願いいたします。